株で初心者がハマったこと
こんにちは。
私が株の取引を始めた頃の失敗談について話したいと思います。
目次
配当や株主優待の権利確定日前は、株価が上がると思い込んでいた
魅力的な配当や、株主優待の銘柄では、配当や優待を手に入れる前に株を購入し、配当や優待が確定した直後に株を手放す人が存在します。
「短期」や「デイトレ」と呼ばれるやり方です。
自分の話ですが、優待目当てで買った日本マクドナルドホールディングスの500株を、「権利確定直前に売ることで、買ったときと売ったときの差額で利益が出るのでは?」と考えました。
権利確定直前に売ることで、自分は配当や優待を手に入れられませんが、それ以上に差額分の利益が出る。
また人気のある優待なので、駆け込み需要がくると踏んでいました。
しかし、目論見は外れました。
安い時に買って、高くなったら売りたい人は多いので、単純にはいかないということですね。
さらに、権利確定後はよっぽどの好材料が出ないかぎり下がる傾向もあります。
高値や安値のタイミングは、株価時系列を見ても読み取れる情報なので、新しい銘柄を売り買いするときは3〜4年前まで遡って安値がつきやすい月や高値がつきやすい月など事前に調べるとよかったと思います。
ここで、権利確定日が近づいたからといって、かならずしも株価が高値になるということはないと知りました。
多すぎる信用売残
ある日、日本マクドナルドホールディングスを買う際に、信用買残に比べて、信用売残が数倍近く膨れ上がっていることに気づきました。
>信用売残は、「売残」や「空売り」とも呼ばれ、信用取引で信用売りされた株のことになります。
>信用買残は、「買残」とも呼ばれ、信用取引で信用買いされた株のことです。
残という文字で、「まだ信用売りができる数」や「まだ信用買いができる数」という捉え方もできますが、違います。
このときは
売残が多いということは、6カ月以内に買い戻しを行う必要がある残高が多いということ
理論的には株価が上がるのが期待できるのではないか?と考えてます。
そのときの売残が膨れ上がっていたのは、優待株はクロス取引と呼ばれるやり方で、現物での購入とセットで、信用取引で空売りする人が多くいました。
当時、クロスを知らなかった私は、6ヶ月以内に返済されることで株価が上がることを期待してましたが、権利確定日後、株価はそのままに信用売残はごっそり減るというのを目にしました。
今、振り返ってみると
売残が多いということは、それだけ下がるのを期待している人がいる or 下がると見ている人がいるということにもなります。
米国株式を買ったときのマイナス
好きなサービスや応援したい企業の株を持っておきたいと思っていたので、詳しく調べもせずに購入しました。
買った直後から、株価は下がっていないのに対して、評価損益は結構なマイナス・・・
なぜ?と思い、税金や手数料についても色々と調べてみたところ、
米国株は、決済方法に「円貨決済」を選ぶと、適用為替レートが決定するまでは、掛け目5%を上乗せした金額を受渡金額として拘束され、実際の受渡金額による画面反映は、適用為替レート決定後に反映されるという文言を見つけました。
購入直後に表示されていたのは、上乗せされていた数値ということらしいです。
翌営業日、約一日後に画面から確認したところ、マイナスはなくなっていました。
実際の現金で取引していない分、お金を扱っている意識が薄くなっているかもしれません。
大きな金額の買い物をする前は事前に調べることが大切だと学びました。